愛するまち「名張」が置かれている環境は厳しい状況にあります。3年にわたる新型コロナウイルス感染症との闘いによって、人との交流は希薄になり、貴重な名張文化の伝承も困難な状況になりました。しかし、ウイルスとの適切な付き合い方が分かりつつある今、会員それぞれが高い志を掲げ、青年経済人としての資質を向上させ、この地域の課題を解決し、この地域をさらにより良くしていく必要があります。
そのためには、地域の歴史や文化を正確に学び、先人達の気概に触れ、「名張愛」を醸成し、自身の誇りとすることが必要であります。
また、我々が青年経済人としての責任を自覚し、自社発展に必要不可欠な人財となることが、自社の「ブランド」となり、会員それぞれこの地域の「誇り」となります。
さらに、三重県連をはじめ、東海ブロックYEGや日本YEGへの出向を「名張PRIDE」をもちながら積極的に参加し、他単会会員と交流をすることで、自身の成長に繋がり、より強靭且つ魅力ある名張YEGに繋がると考えます。
我々は、色彩豊かな異業種集団であります。そんな「名張YEG」がさらに鮮やかに光り輝き、多様性と持続可能性を持ち合わせることが、この地域の発展に繋がり、自社の発展に寄与するものだと考えます。
未来の財産である成長途上の我々が、今できることに全力で取り組み、「縁」を大切にし、新たな仲間との出会い、会員全員で切磋琢磨しながら成長を遂げることが「名張PRIDE」となり、この地域の「誇り」となります。
自身の成長が実感できる有意義な活動を展開していき、自社の発展だけでなく当青年部の成長にもつなげ、地域の成長にも寄与できるように事業を展開していきまいります。
令和5年度 名張商工会議所青年部 会長 廣瀬 直也
春は、夏見中央公園での桜祭りの開催及び模擬店への出展。夏は、名張花火大会への協力。そして若い企業家育成のための勉強会や、講習会。また、地域活性化のためのまちづくり事業の企画や実施等、地域振興や教養、経営能力を向上するための活動を行い、それらを通じての様々な団体とのネットワークも広がっています。会では様々な業種・立場の人々がおり、時には兄弟のように、また学生時代の親友のように、ことあるごとに酒を酌み交わし、情報交換をしながら親睦を深めています。結構おもしろいですよ。